生クリパスタの野望

ぼくは生クリームパスタがだいきらい

ぼくの天敵だったカルボナーラ

生クリームパスタの代表と言っても過言ではないカルボナーラは久しくぼくの天敵でした。

先ずはこの写真をご覧ください。

hirotomo / Foter / CC BY-SA

不味そ~でしょ?

牛乳と生クリームをふんだんに使った濃厚なソース。見ているだけで気持ち悪くなってきます。

もし、量がこの写真の3分の1くらいでプリモとして出てきたとしたら、ぼくも喜んで完食します。でも、メインではどう考えても無理です。不可能です。こんなの食べてるうちに飽きてくるに決まってるじゃありませんか。

日本でカルボナーラが悲劇の料理となってしまった理由は、ナポリタンなどと同じくメインとして提供されたからです。カルボナーラと日本のナポリタンを同一視してしてしまったこと、それが間違いだったのです。

 

日本人は皆カルボナーラが大好きです。 初見のイタリアンに行くと、多くの人がカルボナーラを注文します。それはその店のことが何もわからなくても、カルボナーラを頼んでおけば大体失敗しないから。実際、どこの店に行っても、カルボナーラがまずくて食べられない、といった経験は今まで一度もありません。本場は生クリーム不使用?こんなに違うイタリアと日本の『カルボナーラ』より

http://macaro-ni.jp/6755

 

日本人は皆カルボナーラが大好きとか初見のイタリアンではカルボナーラを頼んでおけば大体失敗しないとか、この書き手とぼくは全く別の世界に暮らしているかのようです。

日本人がみんなカルボナーラ好きと思うなよ!!!

ちなみに悪い例、日本でよく出されるクソマズイカルボナーラの作り方はこの動画です。

 

次に挙げる悲劇の理由、それは日本のカルボナーラがアメリカ経由で入ってきたことです。カレーがイギリス経由で日本に入ってきたのと同じです。日本のカレーって、確かにインドのカレーとは似て非なるものですよね。カレーでは上手くいったけどカルボナーラでは失敗した。それを修正しないまま、日本のレストランはアメリカ風カルボナーラをイタリア料理として提供してきたし、しているのです。

蛇足ですが、ぼくが生クリームパスタがだいきらい、になったのは、アメリカで食べた生クリームパスタのせいです。体育会系のグループで食べ残しは許さない、という先輩たちのせいで、下っ端のぼくらはクソマズイ生クリームパスタを食べさせられたのです。いやほんと吐きたくなるほどでした・・・。

 

さて話を戻しましょう。

日本でカルボナーラと言えば生クリーム&牛乳ですが、本場イタリアでは、チーズ、生卵、ベーコン、黒胡椒を使ったカルボナーラが基本だそうです。これ、オーストラリア滞在中、料理人のルームメイトに教わり、作ってもらいました。すごくシンプルで麺のコシ・味がよくわかる絶品カルボナーラだったのを覚えています。生クリームと牛乳を使わなければ、カルボナーラってこんなに簡単でこんなにも美味しくなるんだ、と感激したほどです。

 

インターネットが広く普及したことにより、生クリームを使わないカルボナーラ、でぐぐれば本場イタリアの生クリームも牛乳も使わないレシピがいくらでも出てきます。しかしいまだイタリアンレストランの多くでは生クリームと牛乳をたっぷりつかったアメリカ風カルボナーラが主流なんですよね。生クリームソースとパスタを絡めるだけのような簡単な調理なら素人でもできるからでしょうね。生クリームソースを使わない調理法だと、調理に気を使わないと台無しになってしまいますし・・・。

 

ちなみに本場イタリアのカルボナーラの作り方動画はこちら。(玉ねぎはいらないなー。)

 

最後にもう一度言っておきましょう。

ぼくが生クリパスタをだいきらいになったのは、アメリカのイタリアンで食べた生クリームパスタと伊勢丹相模大野店のカルボナーラのせいです。

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